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イベント


京都スローフード協会・レンテッツァ「イタリアスペシャルレポート」

報告者:堀江和博(京都スローフード協会会員)

今年の9月、イタリアでチーズに纏わるイベントがスローフード協会主催で開催された。
そのイベントに、京都スローフード協会の会員が参加。
現地からのスペシャルレポートをご紹介!!
イベントロゴ
イベント概要
  【名称】 cheese2005 (international exhibition)
  【日時】 2005年9月16〜19日(4日間)
  【場所】 ブラ(イタリア・ピエモンテ州)
  【主催】 スローフード協会国際本部、ブラ市
  【回数】 第5回(2年に一度開催されている。前回は03年に開催)
  【見本市数】 約250店(展)
  【参加国数】 30国以上(内10ヶ国がEU諸国)
  【来場者】 約10万人


イベント内容
 スローフード国際本部と、その本部があるブラ市が主催するチーズの国際見本市。97年に1回目が開催、その後2年毎に開催されており、今回で5回目を迎えた。今回の第5回「cheese」は、昨年度開催され成功を収めた「Salone del Gusto」、「Terra Madre」以降、初めての大規模なイベントで、以前に比べ、遥かに国際的認知の高い、大規模なイベントとなった。また、イタリアとヨーロッパにおけるチーズの生産者協会の支援や、高品質なチーズを生み出す小生産者、それらに携わる数多くの人達の協力もあり、より魅力的で価値ある見本市となった。 開会式

イベントの主な内容
チーズマーケットブース
 ブラの街のありとあらゆる通りに250にも上る店が一堂に会し、自慢のチーズを披露。パルミジャーノ・レッジャーノ、モッツアレラ、リコッタといったようなイタリアを代表するチーズのお店はもちろんのこと、今回はイタリアや各国のチーズ店だけでなくオーガニックチーズやプレシーディオチーズのマーケットも出展されていた。また、イタリアの一地方のチーズに特化したマーケット(サルデーニャ地方等)もあり、普通では見ることのできないチーズも展示されていた。イベントのメインを飾るだけのことはあり、チーズを試食しに各店を回る人、多くの買い物袋をぶら下げた人、熱心にチーズの説明をする売り手の人、ほんとにたくさんの人々の熱気で包まれていた。

「チーズテイスティングブース」
 イタリアを始め、フランスやその他各国のチーズを、お好みのワインとともに試食できるブース。5ユーロを支払えば、ワイングラスとワインとチーズの試食試飲チケットをもらえ、巨大なワインセラーと数多くのチーズが並ぶブースに入ることができる。4日間で1万2千人もの人が試食をしたとの報告があり、カルロ・ペトリーニ会長もテレビ取材でブース内を紹介するなど、非常に多くの注目を集めていた。
チーズマーケット テイスティングブース


「ワークショップブース」
 あるテーマに基づいて開催される一般参加者を対象にした講習会・勉強会のことで、今回のイベントでは4日間で42回ものワークショップが開催。内容も、単に一方的に知識を教授するようなものではなく、参加者のテイスティングと並行して実施。テーマはチーズに関係したもので、例えばイタリア料理には欠かせないチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」といったような銘柄をテーマにしたものから、オーガニックやプレシーディオに特化したもの、ワインやビールとの相性を考えるものまで多種多様で興味深いものばかり。

「味覚教育ブース」
 ワークショップと同じような形だが、対象を高校ぐらいまでの子供達に限定しているのが異なる点。また、味覚教育を指導する人達を対象とするワークショップも開催された。

「ゴートチーズ特別ブース」、その他
 上記以外にも、ゴート(ヤギ)チーズに絞ったブースや、スローフード活動の紹介ブース、協会グッズや書籍の販売コーナー、食事コーナー、一流のシェフを招いたディナー等、一日では全て回りきれないほどのブースやイベントが開催されていた。正しく、国際見本市に相応しい、非常に大きな規模と内容を誇るものと言える。

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