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京都スローフード協会・レンテッツァ


 
2004年9月06日
スローフード協会主催 第5回サローネ・デル・グスト(味覚の博覧会)
イタリア・トリノにて2004年10月21日から25日まで開催
世界の第一線で活躍するシェフが腕を揮う人気イベント
”Theater of Taste(味覚の劇場)”
嵐山吉兆・徳岡邦夫氏を日本料理代表として初めて招聘

 2004年10月21日から25日までの期間、イタリア・トリノのリンゴット見本市の展示会場にて、スローフード協会(本部:イタリア・ビエモンテ州)主催、第5回サローネ・デル・グスト(味覚の博覧会)“World Meeting of Food Communities”が開催されますが、この博覧会の人気イベントである”Theater of Taste(味覚の劇場)“と”Dinner Dates(ディナー・デイト)”に、今回日本料理代表として初めて、京都スローフード協会レンテッツァのオフィシャル・アドバイザーである嵐山吉兆・徳岡 邦夫氏が選ばれ参加する運びとなりました。

 サローネ・デル・グストは、二年に一度開催されるスローフード協会主催の博覧会で、今回のスローガンは、”Food Communities(食品の共同体)”。つまり、スローフード運動の、伝統や技術、様々な環境によって育まれた食文化を、今後も失うことなく大切に守っていこうという主旨のもと、アンデス山脈でジャガイモを生産する百姓に始まり、サマーセットの伝統的シードルの生産者、エチオピアの高級麦を栽培する村の代表者、地元特産米”バスマティ”を持参するデラドュン地域のインド生産者、アジアの放牧民の羊飼いたちまでが、世界60カ国の参加者がこの博覧会に集まってくることになっています。

 この博覧会の中でも一番の人気イベントは、"Theater of Taste(味覚の劇場)""Dinner Dates(ディナー・デイト)"です。世界の第一線で活躍するシェフを招聘して、地域の味を披露する場です。味覚の劇場には、今年、13人のシェフが招待されていますが、その中に日本料理代表として初めて、嵐山吉兆・徳岡 邦夫氏が参加します。 会場は、円形劇場を思わせる構造になっており、一つの大きな調理台と巨大スクリーンが設置され、テレビカメラが撮影する映像をリアルタイムで映写する仕組みになっています。シェフ独自の創作によるレシピの秘訣を、中継で説明しながら大衆の前で実演するわけですが、シェフの手の動きや仕草など、一挙手一投足がスクリーンに映し出されます。同時に、舞台裏ではシェフやその助手たちが説明している正にその料理が調理されているわけです。そして、それらのショーの終わりには、完成した料理が観客の試食用に提供されます。

 ディナー・デイトは、世界的に有名なシェフ自身が得意とする特別な料理を提供し、一般参加者と一緒にその料理を共にする機会となります。更に、人気あるレストラン、歴史あるワイナリー、城、美しいカントリーハウスなども開放され、素晴らしい雰囲気を料理と共に堪能することができます。徳岡氏はこのイベントにも参加し、腕を揮うことになります。

 京都スローフード協会・レンテッツァ(SLOWFOOD KYOTO LENTEZZA, レンテッツァ)は、イタリア・スローフード協会の支部の1つで、2003年8月に登録されました。京都には、京野菜や、京都の食材を活用する京料理という伝統があります。和食の世界というのは、何にも増して伝統を重んじる世界です。だからこそ、今まで連綿と受け継がれてきています。その一方で、伝統は、常に新しいものを取り入れているから続いていくのであって、常に変わってきているはずです。流行に一番敏感な若者こそがこれからの伝統を作っていかなければならないと思います。そのためにも、これからの伝統を担う若者に、質の良い材料で調理された日本の伝統食を味わい、それを作る生産者に感謝し、ゆったりとした時間の中で、「健やかさ」、「豊かさ」を育む活動を通して、幼稚園や小学校の児童向けに食品の生産から流通などを教育する”食育”などの実践、伝統食の保存や環境問題などを考えるワークショップの開催”など”食育の場”の提供を目的に、スローフードさながらスローに進めております。3ヶ月に一回程度、会員とその間の活動等についての報告の場を持ち、徳岡氏が取組んでいる幼稚園児、または父兄を対象にした講演活動もサポートしています。

KUNIO TOKUOKA〜Theater of Taste(味覚の劇場)〜
タイトル
Kunio Tokuoka, Japanese biodiversity
日程
Fri 22 Oct 7:00pm〜
費用
23.00ユーロ(スローフード会員)/25.00ユーロ(非スローフード会員)
予約状況
完売
紹介
吉兆―伝統的な雰囲気を持つ極めてエレガントなレストランで、クラシックな京料理の最たるものであることは誰にも疑いの余地はありません。吉兆では、洗練された会席料理の趣あるスペクトラムを体験でき、それらは香り極端に新鮮で、且つ、季節感溢れる素材を使い、その素材が持つ本来の香りを更に高めた形で饗されます。夫々の料理は、葉や花などで魅力的に装飾されており、まるでそれは一つの芸術作品のようです。この吉兆のシェフ、徳岡氏は、彼の独創性溢れる創作で我々を驚かせてくれるばかりか、場所をイタリアに移しても尚、京都にある自身のレストランに貴方を導いてくれることでしょう。
KUNIO TOKUOKA〜Dinner Dates(ディナー・デイト)〜
タイトル
Tokuoka's Here
日程
Sat 23 Oct 8:30pm〜
場所
Ristorante Torpedo, Hotel Le Meridien
Address:Via Nizza, 262 Lingotto Torino
費用
148.00ユーロ(スローフード会員)/150.00ユーロ(非スローフード会員)
予約状況
完売
紹介
彼は、本当の意味での哲学者です。食を知ることと理解することは、数学や外国語を知ることと同様に、役に立ち、そして必要なことと信じています。食の品質を見極めるエキスパートである彼が、夫々の食材の違いを如何に理解するかを、食感、音、感触、濃厚さ、香味、風味などを通じて教えてくれます。そしてまた、何かを食する際は常に自分の五感を働かせ、自分が今食べているものがどこでどういう風に生産されたか、その農家や風景はどういうものであるかをイメージすることを奨励しています。 彼について少し説明しますと、京都における代表的な権威ある和食料理として有名な嵐山吉兆のシェフです。サローネ・デルグストでは、彼の作る料理をここイタリアで食すると共に、彼の文化を発見する素晴らしい機会となることでしょう。アンセルミの素晴らしいワインと共に、是非彼の料理を堪能してください。因みに、イタリアワイン界の大御所アンセルミは、ヴェネト州のモンテフォルテ・ダルポネという町にあり、現在ロベルト・アンセルミ氏(Roberto Anselmi)により経営されています。
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